エネルギーとライフライン
現在の日本のエネルギーシステムは、いくつかの種類を活用しています。
家庭においては、電気とガスを併用しているのが一般的です。
しかし、万が一大規模な災害が発生してしまうとたちまちこれらのライフラインは遮断されて人々の生活に大きな支障をきたしてしまいます。
電力会社も数年前の地震の影響を鑑みて、それまで推進してきたオール電化についての積極的な動きは見合わせる方向としています。
メリットは大きい
確かに大きな災害が起こった時には停電を引き起こし深刻な事態になってしまいますが、それは他のライフラインでも同じことです。
むしろ、自治体やマンション、各家庭に緊急用の自家発電機を備えておけば、オール電化なら他のライフラインが寸断されても最低限の生活を送ることは可能となるでしょう。
さらにこれから実用化が進んでいく蓄電池技術が本格化すれば、電気こそが万が一の際の重要なエネルギー源となるのではないでしょうか。
その際には、オール電化の家庭こそがあまり不自由を感じることなく生活を送ることができるはずです。